プランBの大切さを感じた ジェフ千葉vs松本山雅
2014.6.28 フクダ電子アリーナ
開始4分のPKによる失点で、ゲームプランが狂ってそのままいってしまった。
確かにこの形は松本のゲームプランそのもの、何らかの形で先制して守り切る。そのためにボールを前に蹴ってFWが点をとって、しっかり引いて守るそういう試合になった。それはジェフにとってもわかっていたことなはずだ。それにそういう形がジェフにとっても苦手な展開であることも。だから松本の反町監督は監督が変わったジェフが違うことしてきたら嫌だといったのだと思う。
ジェフは中盤でボールを回す、全くミスをするということはないからそのミスを狙ってボールを前に出し得点を狙う、というサッカーを松本は徹底してやっていた。だから自陣でボールを回されても慌てることはないし、点を取るために前がかりになっている分カウンターが効果的になってくる。あれだけ人数かけて守備をして、しかもボールを待ち構えての態勢を敷かれたらそう簡単には崩せない。だったら、ボールを取ったら早く前にシンプルに出すという選択肢はなかったのかということだ。実際後半佐藤健からケンペスに出したボールはチャンスの予感がした。このプレーはケンペスのトラッピング失敗でかなりがっかりしたのだけれど・・・。そいういう局面展開に応じた選択肢をもたないと勝ち抜くことは難しいと思う。
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