せっかくのオフの時期なのに、ワールドカップを純粋にサッカーとして楽しもうとしていたのに、 まったくこのJFA会長をキャプテンと呼ばせるこの人は無粋で無礼だと思う。次期監督をオシムと漏らしてしまったのが、 過失なのか故意なのか分からないけれどそういうことよりもやることはあるはずだろう。
まずはこの4年間で日本のサッカーが、どうなったのか総括をするべき。それは技術委員会が出すテクニカルレポートとは違う物だ。 自分の言動でジーコに決まった訳なのだから、それがどういう結果になったのか語ることに何の問題はない。戦う体制を作れたのか、 戦う選手にしっかりとバックアップできたのかを語らずに、 選手個人の個の力を上げていけなかったことを言われてもただのいいわけにしか聞こえない。そこ代表がすべてではないと逃げてもらっても困る。 ジーコ代表監督の下で何があって、何が良くなかったから、今度はどういう方針を持ってやるということがよく分からないで、 監督選びができるのか。そんな物すらいえずにはぐらかすのはおかしいと思う。もっともFIFAのブラッター会長は。 日本は後退していると中間報告しているのだが。
それはマスコミも同じで、予想されたことだがここにきてやっと代表のマイナス面がでてきた。ただいけるとばかり言っていたわけで、 そこのところをしっかりと反省して欲しい。そして協会や代表の事実をしっかりとつたえるべきだと思う。 それなのに川淵チェアマンの失言に乗って、次期代表監督だと踊ってしまっている。巷でいわれている、 日本協会による言論統制が本当のことのようで、信用できないでいる。
そして名前の出てしまったオシム監督については、ジェフのサポーターである以上シーズン途中での交代には反対したい。 兼任を容認という話もあるが、8月のスケジュールが大変なことをどうするのかも含めてはっきりさせて欲しい。 そしてサポーターに対してもしっかりと説明して欲しいと思う。だいたいこの4年間の代表のサッカーはつまらなかったので、 代表よりもチームが大事という人も多くいることを理解しておくべきだ。そういう人たちにとって、 日本代表のためだからと言うのは理由にならない。きちんと筋を通した上でのことであれば、自分は理解をして応援していく気持ちはある。
2006年6月12日 ワールドカップGL第1戦 カイザースラウテルン
日 本 vs オーストラリア
1 3
得点者 日 本 中村
オーストラリア ケイヒル×2 アロイージ
昨日ドイツから帰国した。多少時差ぼけ気味で、やっと書き込めるくらいに頭が回転するようになったところって、この時間なら当然か。
ドイツは楽しかったな、あの試合以外は。帰国時の税関を通るときに、どこからの帰国かってきかれたけど、忘れたいところからですと答えたら、
ドイツからですかといわれてしまった。こんな会話をする税関の人って変わったなぁと思った。
出発は9日で、イングランドvsパラグアイと日本vsオーストラリアの観戦をするツアーに参加した。
自由時間にメキシコvsイランに行きたかったが、チケットがとれずボンやケルンに足を伸ばしたりした。そんな旅のことは分割して書くつもり。
もしこれからドイツに行く人に情報をと思うのは、クレジットカードはICチップ付きの物じゃないと使い勝手が悪かった。
特に電車の切符を自分で買って移動するのなら必需品だ。スーパーも磁気だけじゃ使えないところがあった。
ツアーだったのでバスでカイザースラウテルンへ移動した。バスの駐車場は離れていてパークアンドライドになっていたので、
シャトルバスでスタジアムに向かうことになった。4時間くらい前だったが、もう青いユニを着た日本人でかなりの行列を作っていて、
あの嫌な宮城を思い出すことになった。シャトルバス待ちの列にいるときにテレビカメラと一緒に動いていた巻パパ・
ママに気がつき思わず声をかけてしまった。その後ろにはアレックス・パパや遠藤ファミリーもいたりして、
家族でもシャトルバスを使うんだと思ってしまった。
ようやくシャトルバスに乗れておろされたところはスタジアムからちょっと距離のありそうなところだった。
まだ時間があるので街のファンフェスタの会場の方に向かった。
サッカー選手の像のところからすでにカンガルーの人形を肩に乗せたオージーたちや青い代表ユニの日本人であふれかえっていた。
あちらこちらで日本やらオージーやら叫び声が起きて、W杯に着たという実感がわいてきた。おまけに知り合いに会ってしまって、
誰かに会いそうな気がしていたが実際にあうとちょっとした感動ものだ。もっともこちらの知り合いは2週間の滞在予定で、
日本戦3試合を観戦するうらやましい人たちだ。いろいろ見ていきたかったが、人が多すぎでスタジアムに向かうことにした。
スタジアムに向かう途中で、サイレンの音とともに日本代表を乗せたバスが通っていった。窓から見えた稲本は笑っていたし、
俊輔は自分の世界に入っていたり、巻も普段通りの感じでいよいよだと盛り上がってきた。
スタジアムの入り口では荷物検査とチケットチェックがあったが、
それほど厳しくなくイングランド戦の時チェックに引っかかったカメラも持ち込めた。適当に混んでいるところの方がチェックが甘いようだ。
もしくはチェックする人によるところが大きいかもしれない。チケットチェックでは機械にICチップを読み取らせる関係で、
ICチップの状態で引っかかることがあるらしい。このときにパスポートをチェックするとのことなので、パスポートは各自持つ必要がある。
ただひっかかってもパスポートをチェックして入ることができると、引っかかったツアーの人が言っていた。無事入場すると、
グッズの販売所は長蛇の列だし、ビールはバドだし、プレッツェルは高いし、最低限必要な水だけ買って席に着いた。
この飲み物のカップリユースカップで1ユーロのデポジットが掛かっているので、返すかおみやげか考える必要があると思う。
席に着くと周囲が騒がしくなったと思ったら、久米さんが1ブロック前の席に着いていた。いわゆるサポーター席ではないのでミックス状態で、
じゃまなところに立っていた人を怒鳴りつけたら隣のオージーに感謝された。
試合内容はいろいろ言われているのでもいいかなと思う。ただ暑さの中で先制し、 追いつかれたときにどうするのか決断すべき時にできなかったのを見守るしかなかったのはつらかった。 巻でも玉田でも使われていたら良かったが、小野ではなく稲本だったらまだ納得できたと思う。 近くの日本サポは巻を出せと叫んでいてうれしかったが、アップの姿が見えてはいても使われないだろうと思っていたので、 背中のMAKI11の文字が切なかった。後半電池切れの高原・柳沢や削られて動きの悪くなっていた俊輔、 ボランチ向きの動きではなかった中田あたりを見ると早く動けるやつを入れろと怒鳴り続けていたような気がする。小野の動きを見たときには、 前掛かりすぎでどうなっているのか分からなくなってしまった。大黒の投入時は今更4バック変更して、 また前入れて遅すぎるとしか思えなかった。良かったのはアレックスぐらいだった。逆転されて追加点まではいるとさすがに愕然として、 悔しくって泣きそうになった。試合が終わるとオージーたちのカンガルーや手に持ったいろいろな物が空に舞い、 自分らはいすに座りがっくりときた。選手達の挨拶はただ立って見ていた。がんばりは分かるのでブーイングはできないし、 かといって拍手もできないそんな状態はつらかった。 席を立って階段までくると近くの席のオージーのおじさんがうなだれる日本サポの肩をたたいていたのも、ちょっと悲しかった。 これから陽気なオージーとシャトルバスに乗り、ホテルでも呉越同舟かと思うと気が重たくなった。俊輔のゴールが決まったときは、 いけると思っただけに結果は残酷だった。
これをきて日本対オーストラリア戦を思いっきり応援してきます。
これからドイツに向かって出発だ!
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